The Hokkaido Geographical Society


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学術大会のおしらせ
学術大会のおしらせ : 北海道地理学会主催 講演会のご案内
投稿者 :  投稿日時: 2024-10-25

北海道地理学会主催 講演会のご案内

 北海道地理学会では、外国研究者2名をお迎えして、山岳地理学や植生生態学に関する講演会(使用言語は英語のみとなります)を以下の日時で行います。ご興味関心のある方は、ご来場いただきますよろしくお願い申し上げます。

1 日時 2024年11月9日(土)13:00〜15:30

2 場所 北海学園大学7号館D31教室
7th Building, Room D31, Hokkai Gakuen University, 13:00 - Sat., Nov. 9th

3 入場無料

4 講演者

Nepal: 50 Years of Climate, Cultural, and Landscape Change Research and Project Implementation
アルトン C. バイヤース Alton C. Byers (コロラド大学 極地高山研究所,シニア研究員)

The Surprising Botany of Nepal's Melting Glaciers
エリザベス A. バイヤース Elizabeth A. Byers(ウエスト・バージニア州立環境保護局,シニア研究員)

講演者略歴

アルトン C. バイヤース:
山岳地理学者(高山生態系,気候変動,氷河災害,統合的保全・開発プログラム)および登山家。
サガルマータ国立公園における景観変化,土壌浸食,植生動態を研究し,コロラド大学で博士号(1987年)を取得。
1990年にマウンテン・インスティテュート(TMI)で環境アドバイザーに就任。
2015年,コロラド大学ボルダー校の極地・高山研究所(INSTAAR)にシニア・リサーチ・アソシエイト兼教員として加わる。
ヒマラヤ,アンデス,アパラチア,ロッキー山脈でさまざまな研究,執筆,教育プロジェクトに取り組んでいる。
その功績が認められ,エドモンド・ヒラリー卿山岳遺産メダル,アメリカン・アルパイン・クラブ自然保護賞デビッド・ブラウワー賞,アメリカ地理学者協会・特別キャリア賞,などを授与。
教科書『Mountain Geography: Human and Physical Dimensions』の共編者。

エリザベス A. バイヤース:
アメリカ,ウェストバージニア州環境保護局流域アセスメント課に勤務。
環境保護局において,2022年初頭にウェストバージニア州の法律となるアセスメントツールの作成と導入に携わる。
ヒマラヤ,東アフリカ大地溝帯,アンデス,ロッキー山脈,アパラチア山脈などで湿原や高山の植生生態学,自然遺産生態学,水文学,自然保護論にかかわる調査を実施。
2000年に,アップル&アンドロイド端末用の電子書籍(モバイル植物同定ガイドアプリ)「Wildflowers of Mount Everest」をリリースした。
生態学的研究に加え,「氷河湖のリスク評価と修復」プロジェクトにも参加している。